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シマンテック、エンドポイントに「おとり機能」を追加 - 複数のEDRオプションも

シマンテックは、同社エンドポイント向け製品「Symantec Endpoint Protection(SEP)」の新バージョンを提供開始した。ディセプション機能の追加した。

同製品は、複数のセキュリティ対策エンジンを搭載したエンドポイント向け製品。新版となる「同14.1」では、ディセプション機能を追加。エンドポイントにおとりとなる「ディセプタ」を配置し、あえて攻撃者にフェイクのレジストリなどを変更させることで攻撃者の振る舞いを分析できるという。

また主要なアプリに対して、レピュテーションや脆弱性の状況を踏まえてアプリを制御するハーデニング機能を用意。帯域が狭い通信環境で利用するPOS端末などを対象とした「低帯域モード」もあらたに用意した。

さらに「iOS」や「Android」などスマートデバイス向けに「SEP Mobile」を提供。同社が買収した「Skycure」の技術を活用したもので、不正アプリや危険性があるアクセスポイントへのアクセスを検出できるほか、脆弱性なども把握できる。

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ディセプション機能のフロー(図:シマンテック)

(Security NEXT - 2017/11/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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