Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「MQX RTOS」にRCEなど複数の脆弱性

NXP Semiconductorsの「MQX Real-Time Operating System(RTOS)」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「同5.0」のRTCS DHCP クライアントにおいてバッファオーバーフローの脆弱性が存在し、DHCPパケットを送りつけることでリモートでコードを実行されるおそれがある。

また「同4.1」のDNSクライアントに領域外のメモリを参照し、サービス拒否に陥るおそれがある脆弱性「CVE-2017-12722」が含まれる。

「同5.0」に対してはパッチが提供されているほか、「同4.1」の利用者に対しては、「同4.2」以降へのアップデートが推奨されている。

(Security NEXT - 2017/10/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性