Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2017年2Qの脆弱性登録は3511件 - 制御システム関連は上半期に67件

情報処理推進機構(IPA)は、2017年第2四半期における脆弱性データベース「JVN iPedia」の登録状況を取りまとめた。あらたに3511件が登録され、累計件数が7万件を超えたという。

20170726_ip_001.jpg
2017年第2四半期における「JVN iPedia」の登録状況(表:IPA)

「JVN iPedia」は、国内のソフトウェア開発者が公表した脆弱性情報をはじめ、脆弱性情報ポータルサイト「JVN」の公開情報や米国立標準技術研究所(NIST)による脆弱性データベース「NVD」の公開情報を収録するデータベース。2007年4月より公開されている。

2017年第2四半期に登録されたあらたな脆弱性情報は3511件で、前四半期の2867件を上回った。内訳は、国内製品開発者による登録情報が3件、「JVN」の掲載情報が310件、「NVD」の情報が3198件だった。

登録開始からの累計登録件数は7万996件。また英語版には92件の登録があり、累計件数は1728件となった。

(Security NEXT - 2017/07/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Firefox 125.0.1」をリリース、脆弱性15件を修正
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
Oracle、「Java SE」に関する脆弱性13件を修正
Oracle、四半期定例パッチを公開 - のべ441件の脆弱性に対応
WordPress向けプラグイン「InstaWP Connect」に脆弱性
Windows環境下の複数開発言語に脆弱性「BatBadBut」が判明
「Microsoft Edge」にアップデート - 「Chromium」の脆弱性修正を反映
「PHP」に複数の脆弱性 - セキュリティアップデートで修正
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性4件を解消