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従業員による患者情報の無断取得、通報あるも対応に問題 - バイエル薬品

バイエル薬品の従業員が、服薬に関するアンケート調査に協力した患者のカルテを無断で取得し、医師による論文などへ利用していた問題で、最大298人分の患者情報が不正に取得されていたことがわかった。

同問題は、2012年から2013年にかけて同社が実施したアンケート調査において、同調査に協力した患者のカルテの一部を、従業員が同意を得ずに取得していたもの。同問題を受け、同社ドイツ本社では弁護士に調査を依頼。事実関係や原因などを調べていた。

同調査結果によれば、宮崎営業所の従業員3人が、2012年4月から2013年8月ごろにかけて、宮崎県内の診療所において、同意の取得有無について確認することなく、最大で298人分の患者情報を取得していた。

アンケート調査の回答用紙、カルテ、患者台帳に含まれる氏名やカルテID、性別、生年月日、身長、体重、保険者番号、病名、検査値など含まれる。

(Security NEXT - 2017/07/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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