Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ソースネクストの「ファイルコンパクト」に問題 - 自己解凍ファイルに脆弱性

ソースネクストが提供するアーカイバ「ファイルコンパクト」に、作成したファイルへ脆弱性を作り込む問題が判明した。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同ソフトによって作成された自己解凍ファイルには、意図しないライブラリファイルを読み込む脆弱性「CVE-2017-2252」が存在するという。

「ファイルコンパクト」の修正版が公開されている。アップデート以前に作成された自己解凍ファイルには脆弱性は存在するため、セキュリティ機関などは、ファイルコンパクトを最新版へアップデートした上で、自己解凍ファイルを作成しなおすよう注意が呼びかけている。

インストーラや自己解凍ファイルへ脆弱性を作り込んでしまうケースが多数判明しており、JVNでは広く注意を呼びかけている

(Security NEXT - 2017/07/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性