Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ID-based Securityイニシアティブが発足

クラウドにおけるIDベースののセキュリティ対策について普及を目指す「ID-based Security イニシアティブ」を発足した。

20170623_ms_001.jpg
記者発表会の様子

同取り組みは、クラウドへの安全なアクセスを実現するため、IDをベースとしたセキュリティ対策の普及を促進するもの。クラウドソリューションなどを展開する8社を中心に発足した。主幹事はラックが務める。

ユーザーやデバイスに割り振られたIDを活用するID管理を軸にセキュリティ対策を推進。セミナーの開催や共同検証、技術資料の提供、導入事例の提供、政策提言なども視野に入れている。

「Active Directory」とそのクラウド版である「Azure Active Directory」、セキュリティソリューション「Microsoft Enterprise Mobility + Security」を中心として、協賛企業の製品やサービスと組みあわせながら、新しいセキュリティ対策ソリューションの開発や普及活動を推進。

またID技術に関しては、「Active Directory」に限定するものではないとしており、他ベンダー、クラウド事業者などの参加を広く呼びかけ、技術者などを育成していくという。

(Security NEXT - 2017/06/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

2024年1Qの脆弱性届け出は243件 - 前四半期比約2割減
先週注目された記事(2024年4月14日〜2024年4月20日)
2024年1Qのセキュ相談、「サポート詐欺」「不正ログイン」が過去最多
セキュリティ相談、前四半期比46.9%増 - 「偽警告」が倍増
「JVN iPedia」登録、前四半期から4割減 - 累計20万件を突破
フィッシングURLが前月比約84%増 - 使い捨てURLを悪用
「日本シーサート協議会」が正式名称に - 法人名と通称を統一
「SECURITY ACTION」の宣言事業者、約4割が効果を実感
セキュリティ分野の総務大臣奨励賞、2名2団体を選出
個情委、人事労務サービスのMKシステムに行政指導 - 報告は3000件超