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情報処理安全確保支援士の合格率は16.3% - 平均年齢36.5歳

情報処理推進機構(IPA)は、4月に実施したセキュリティ分野の国家資格「情報処理安全確保支援士」試験の合格者を発表した。合格率は16.3%で、最年少の合格者は15歳だった。

「情報処理安全確保支援士制度(RISS)」は、セキュリティ対策の技能や知識を備えた人材を確保する目的で設けられた国家資格。通称は「登録情報セキュリティスペシャリスト(登録セキスペ)」。情報システムの企画や開発、運用のほか、調査や分析、評価などセキュリティ面から組織を支援し、指導や助言を行う。

同機構では、4月16日に初回試験となる2017年度の春期試験を実施。応募者数は2万5130人で、1万7266人が受験した。2822人が合格し、合格率は16.3%。合格者の平均年齢は36.5歳で、最年少は15歳、最年長は65歳だった。

合格者は同機構に申請して登録を受けることで、情報処理安全確保支援士の資格を取得することができる。

(Security NEXT - 2017/06/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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