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元行員が大口預金者の個人情報を窃盗などの共犯者に漏洩か - 佐賀銀

佐賀銀行は、同行の顧客情報を元行員が不正に持ち出し、外部へ漏洩していた可能性があることを明らかにした。

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事態を公表した佐賀銀行のウェブサイト

同行によれば、同行箱崎支店および干隈支店への建造物侵入や現金窃盗事件などで逮捕、起訴された元行員が、顧客情報の一部を持ち出し、共犯者に提供していた疑いがあるという。福岡県警からの連絡で5月30日に判明した。

流出した可能性があるのは、預金残高が1億円以上の大口預金者169人の氏名や住所、電話番号、預金残高、取引店の店番号、顧客番号などが記載された一覧表。現時点で、二次被害は確認されていないという。

同行では、対象となる顧客を訪問して説明と謝罪を行うとともに監督官庁へ届けた。2016年11月7日付けで元行員を懲戒解雇処分としており、今後の捜査状況などを踏まえ、役員や管理者についても、厳正な対処を行うとしている。

(Security NEXT - 2017/06/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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