Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

WordPress向けメンバー管理プラグインにXSSの脆弱性

コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「WordPress」向けのプラグイン「WP-Members」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、会員管理機能を提供するプラグイン「WP-Members」に脆弱性「CVE-2017-2222」が含まれていることが判明したもの。同脆弱性を悪用されると、ログインしているユーザーがウェブブラウザ上でスクリプトを実行されるおそれがある。

同脆弱性は、クリスリュウ氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。修正版である「同3.1.8.1」が提供されている。

(Security NEXT - 2017/06/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性