Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サポート終了でゼロデイ状態の「QuickTime for Windows」、インストーラにも脆弱性

すでにサポートが終了しているAppleのマルチメディアソフト「QuickTime for Windows」のインストーラに、あらたな脆弱性が判明した。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同ソフトのインストーラにおいて検索パスの処理に問題があり、特定のライブラリファイルを読み込む脆弱性「CVE-2017-2218」が存在することが判明したという。

「QuickTime for Windows」は、2016年にサポートしないことをAppleが表明。すでに複数の脆弱性が判明しており、未修正の状態となっている。JVNでは、同ソフトのインストーラに関しても利用しないよう、注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2017/06/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
Cisco、セキュリティアドバイザリ3件を公開 - 一部でPoCが公開済み
「Chrome 124」が公開 - セキュリティ関連で23件の修正
「Firefox 125.0.1」をリリース、脆弱性15件を修正
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
Oracle、「Java SE」に関する脆弱性13件を修正
Oracle、四半期定例パッチを公開 - のべ441件の脆弱性に対応