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バッファロー、自社製品利用者向けにデータ復旧サービス - 保証期間中の軽度論理障害は無償

バッファローは、ハードディスクやSSDなどストレージ製品のデータ復旧事業に参入した。重度を除き、対象製品と障害レベルに応じて固定料金によるデータ復旧サービスを提供するとしている。

同事業では、ストレージ製品におけるデータの破損や損失といったトラブルに向けて復旧サービスを提供。同社「データ復旧センター」において、製品の状態と復旧の可能性を無料で診断し、費用の見積もりを提示するという。

自然故障のほか、誤って消去した場合にも対応。障害レベルを「軽度障害」「中度障害」「重度障害」に分類しており、軽度障害と中度障害については製品に応じて一律固定料金を設定した。ただし重度障害は、個別見積もりとなる。

また軽度の論理障害にあたるファイルシステム障害については、ユーザー登録をしていて製品保証期間内であれば無償で対応する。

対象となる製品は同社製のハードディスクやSSD、NAS、USBメモリ、SDカード、および同社製ドライブでデータを保存した光メディア。当面は同社製品のみ対象とするが、今後は他社製品も含めすべてのストレージ製品を対象にサービスを展開する予定。

(Security NEXT - 2017/05/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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