Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

顧客情報1.2万件を含むDVDが所在不明に - 関西電力

関西電力は、送電サービスセンターにおいて、顧客情報含むDVDが所在不明になっていることを明らかにした。

同社によれば、顧客情報1万2000件を保存したDVDが同センター内で所在不明となっているもの。4月3日に従業員が作業を行おうとした際、紛失へ気が付いた。

同DVDには、2016年4月から2017年1月までに太陽光などで発電した電力を同社以外の電気事業者へ売電した顧客に関する氏名または法人名、住所、発電電力量、発電設備の種別、契約の開始日と終了日、検針日程などが保存されていた。

データの保存先となるサーバを変更するため、3月17日に従業員がDVDへ一時的にデータを移行。同月29日に同DVDを机の上へ置いたのを最後に、その後の所在がわからない状態だという。

紛失した部屋への入室は、限られた関係者のみに制限されていた。また同DVDは、セキュリティ対策により、外部のパソコンではデータの読み取りが難しいと説明している。

同社では経済産業省へ報告。顧客向けの問い合わせ窓口を設置し、対応にあたるとしている。

(Security NEXT - 2017/04/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

市内小学校で児童指導要録抄本が所在不明に - 川崎市
水道メーター取替業務の一部伝票が所在不明に - 門真市
小学校で保護者や教職員の口座番号含むUSBメモリを紛失 - 東村山市
印刷に利用した患者情報含む私物USBメモリが所在不明に - 愛知県
研究室外に置いた廃棄予定パソコン3台が所在不明に - 日工大
高校生徒の写真データ含む私物スマホを紛失 - 大阪府
中学校でアンケート票を紛失、一部が県教委に届く - 春日井市
新生児訪問指導票などを誤廃棄か、再利用段ボールで保管 - 船橋市
中学校で生徒の個人情報含むUSBメモリを紛失 - 高槻市
廃棄する健診記録票が運搬中に転落、翌日回収 - 桐生市