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セキュアIoTプラットフォーム協議会が発足 - 日本発の標準規格化目指す

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IoT関連機器やサービスを安全に利用できるセキュリティ基盤の構築を目指し、セキュアIoTプラットフォーム協議会が発足した。標準化やガイドラインの策定などを推進していく。

同組織は、IoT機器の製造からサービス運用まで含むIoTセキュリティの標準規格化やセキュア IoTプラットフォームの普及などを目指す業界団体。

同協議会では、IoTに関する製造、ネットワーク、データ管理、サービスなど各レイヤーにおける課題を解決すべく、統合された規格のほか、各レイヤーにあわせたガイドライン、実装ガイドなどを策定。ワールドワイドにおけるデファクトスタンダードとして普及を目指す。またセキュリティ基盤の構築、利活用推進、事例構築、実証実験の実施など展開していく予定。

発足にあたり、国内のIoT関連ベンダーやセキュリティベンダーなど25組織が参加。理事長には中央大学研究開発機構フェローで教授を務める辻井重男氏が就任した。事務局は、サイバートラストのセキュアIoTプラットフォーム推進事業本部内に設置される。

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活動内容(図:セキュアIoTプラットフォーム協議会)

(Security NEXT - 2017/04/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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