Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

NTTコムリサーチで不正ログイン - ポイント利用被害は発生せず

NTTコムリサーチにおいて、「パスワードリスト攻撃」によると見られる不正ログインが行われ、一部登録モニターの氏名などが閲覧された可能性があることがわかった。

同サービスを運営するNTTコムオンライン・マーケティング・ソリューションによれば、2月22日16時から22時にかけて、複数のIPアドレスから同サービスに対し、本来の利用者とは異なる第三者が不正にログインを試みる「パスワードリスト攻撃」が行われたもの。

一部登録モニターがログインを許し、氏名と保有ポイント数など1792件が閲覧された可能性がある。ポイントの不正利用は確認されていない。

同社は、今回の不正ログインで用いられたアカウント情報について、攻撃者が同社以外で入手したものであると説明。同社経由の情報流出については否定している。

同社では、不正ログインの対象となったアカウントについて、パスワードのリセットを行い、個別に連絡を取っている。またすべての登録モニターを対象に、パスワードの変更を依頼するメールを送信した。

(Security NEXT - 2017/03/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「セキュリティ10大脅威2024」 - 個人の脅威は順位表示を廃止
セキュリティ相談、前四半期比46.9%増 - 「偽警告」が倍増
3Qのセキュ相談、前四半期比約27%減 - 「不正ログイン」は過去最多
2Qのセキュ相談、前四半期比約12%増 - 「偽警告」過去最多
1Qのセキュ相談、前四半期比1割増 - 「偽警告」が大きく増加
IPA、中小企業向けECサイトのセキュリティガイドラインを公開
2022年4Qのセキュ相談 - 「偽警告」「不正ログイン」関連が増加
「情報セキュリティ10大脅威 2023」 - 組織は「ランサム」が引き続き首位
3Qのセキュ相談、偽SMSが3.1倍 - 「Emotet」関連は大幅減
Pマーク事業者の事故報告は3048件 - 前年度比約15%増