Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「NEXON」装うフィッシング、「会員登録情報変更通知メール」で不安煽る

オンラインゲーム「NEXON」の利用者を狙ったフィッシング攻撃が確認された。メールには複数種類の文面が用いられているという。

「NEXON」を装ったメールで「パスワード盗用」や「ログイン試行が行われた」などと不安を煽り、誘導先の偽サイトでアカウント情報を騙し取るフィッシング攻撃が発生しているもの。

フィッシングメールとして、複数の文面が確認されており、「会員登録情報変更通知メール」を装うケースでは、「ワンタイムパスワードの会員登録情報が変更された」などと騙していた。

また「異常な回数のログイン試行がありました」との件名で流通しているメールでは、「第三者から不正なアカウント利用を狙われている可能性がある」などして偽サイトへ誘導している。

同協議会によれば、誘導先として3種類のURLが確認されている。フィッシングサイトは稼働しており、同協議会ではJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似した攻撃も含め、誤ってアカウント情報を送信しないよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2016/12/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

NTTドコモ、スミッシング攻撃の踏み台端末に注意喚起 - 7月上旬から
「違法情報」の通報が約28.2%増 - 「犯罪実行者募集」は4000件超
フィッシング報告が前月比約35%減 - 悪用URLは約23%増
1年で不正サイトへのアクセス7億件をブロック - 前年から4割増
2023年の不正アクセス認知件数、前年比2.9倍に急増
JRA海外駐在員事務所でフィッシング被害 - メールボックスに不正アクセス
「電気料金未払い」と不安煽りクレカ情報だまし取るフィッシング
フィッシング攻撃で日本赤十字社のメアドになりすまし
J-CSIP、2023年4Qは脅威情報15件を共有 - 巧妙なフィッシングの報告も
ランサムウェア「ALPHV」、医療分野中心に被害拡大