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検索結果が危険な有名人は? - 日本でも人気上昇中の女性コメディアンがトップに

マカフィーは、インターネットの検索結果でリスクが高い有名人について、調査結果を取りまとめた。最も危険度が高かったのは、コメディアンでもある女優のエイミーシューマーさんだという。

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検索結果のリスクがもっとも高かったエイミーシューマーさん(画像:マカフィー)

同調査は、有名人の名前と不正サイトへの誘導で利用されることの多い「Torrent」「Free MP4」「HD download」などの検索ワードを組みあわせて検索を行い、検索結果の危険性について調べたもの。同社では毎年同様の調査を実施しており、今回で10回目を迎えた。

今回の調査でもっとも「危険」と評価されたのは、人気女性コメディアンで作家、女優、プロデューサーなどマルチに活躍するエイミーシューマーさん。

検索結果の16.1%以上で、マルウェアやフィッシング、スパムなどの脅威が潜むサイトに誘導されていた。特にファイル共有ソフトである「Torrent」と名前で検索した場合、検索結果の3件に1件が危険なサイトだったという。

今回の調査では、7位にクリス ハードウィックさん、8位にダニエル トッシュさんがランクインするなど、コメディアンが目立つ。またミュージシャンも引き続き人気で、2位のジャスティンビーバーさんのほか、5位にリアーナさん、6位にマイリーサイラスさん、9位にセレーナゴメスさん、10位にケシャさんと、音楽のヒットチャートと同じく上位に入った。一方、2015年にトップだったDJのアーミンヴァンブーレンは、今回ランク外になったという。

2016年のランキングは以下のとおり。

1位:エイミーシューマー
2位:ジャスティンビーバー
3位:カーソンディリー
4位:ウィルスミス
5位:リアーナ
6位:マイリーサイラス
7位:クリスハードウィック
8位:ダニエルトッシュ
9位:セレーナゴメス
10位:ケシャ

(Security NEXT - 2016/10/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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