ウェブ閲覧中の偽警告画面に注意 - 8月だけで相談200件
ウェブサイトの閲覧中に、セキュリティ上の問題が発生したかのように見せかけ、電話をかけさせる詐欺行為が多発している。
偽警告画面のイメージ(画像:IPA)
実際にはマルウェアへ感染していないにもかかわらず、警告音やブラウザのポップアップによる警告画面などを用いてマルウェア感染しているように見せかける不正行為が発生しているもの。
ポップアップ画面には、「サポートサービス」や「カスタマーセンター」などに見せかけて電話番号を掲載。誤って電話をかけ、指示に従うと、端末に遠隔操作用のソフトウェアなどをインストールさせられ、端末を乗っ取られる可能性がある。また偽セキュリティ対策ソフトを買わされたり、サポートなどとして不正な請求を受けるおそれもある。
相談を受けている情報処理推進機構(IPA)によれば、こうした手口による相談が、8月だけで200件に及んでいるという。
同機構では、実際に偽警告画面に表示された電話番号8件を公開。あわせて問題が生じた際の対応について調べることができる「セルフチェック診断チャート」を公開。注意を呼びかけている。
IPAが公表した電話番号は以下のとおり。
03-4510-2310
03-4588-1468
03-4510-2484
03-4588-1340
03-4588-1412
050-5846-8249
050-5865-4046
050-5865-4085
(Security NEXT - 2016/09/29 )
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