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日本IBM、クレカ会社とFinTechの連携を支援するAPI

日本IBMは、クレジットカードに関連したFinTechサービスを提供する企業向けの「FinTechカードAPI」について、10月から接続検証を実施する。

同ソリューションは、クレジットカードの利用明細やポイント、サービス利用状況などを照会するFinTechサービスと、クレジットカード会社や信販会社の既存システムを接続できるようにするAPI群。APIの標準化を推進している「BIAN(Banking Industry Architecture Network)」の方式に準じている。

IBMのAPI作成、管理、運用ソフトウェア「IBM API Connect」と「IBM DataPower Gateway」を活用。オープンな認証プロトコル「OAuth」によりクレジットカード会社や信販会社が認証したうえでFinTechサービスにおける利用を許可できる。

第1弾の仕様については、オービックビジネスコンサルタント、Zaim、TKC、freee、マネーツリー、マネーフォワードの6社と合意。第2弾として、カードローン申し込みやリボ払いの申し込みなどへ対応させる予定。

(Security NEXT - 2016/09/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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