攻撃アラートシステム「DAEDALUS」が「産学官連携功労者表彰」を受賞

サイバー攻撃アラートシステム「DAEDALUS」の開発関係者3名が、「産学官連携功労者表彰」において「総務大臣賞」を受賞した。

第14回を迎えた「産学官連携功労者表彰」において、先導的な取り組みを通じて産学官連携活動の推進に貢献し、開発と成果展開が評価され、総務大臣賞を受賞したもの。

NICTサイバーセキュリティ研究所サイバーセキュリティ研究室室長の井上大介氏、横浜国立大学大学院環境情報研究院および先端科学高等研究院の准教授である吉岡克成氏、クルウィット代表取締役の国峯泰裕氏に贈られた。

「DAEDALUS（Direct Alert Environment for Darknet And Livenet Unified Security）」は、情報通信研究機構（NICT）が研究開発を進めているインシデント分析システム「nicter」の大規模ダークネット観測網を活用したアラートシステム。

横浜国立大学が開発したマルウェアを分析、特定するアルゴリズム「tkiwa」を組み込むことで高精度化を実現。クルウィットにより「SiteVisor」として商用化されたほか、NICTが地方自治体や大学にアラートの無償提供を行うなど、産学官で展開している。

（Security NEXT - 2016/08/31 ） ツイート

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