一部Androidのデフォルトブラウザに脆弱性 - 利用中止を
一部バージョンのAndroidが搭載する既定のブラウザに、サービス拒否の脆弱性が含まれていることがわかった。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「Android 4.3」および以前のバージョンに搭載されているデフォルトブラウザ「Androidブラウザ2.2」「同2.1」に、サービス拒否の脆弱性が存在することが判明したもの。細工されたパケットを処理するとクラッシュするおそれがあるという。
今回の脆弱性は、FFRIの村上純一氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。脆弱性の修正プログラムは提供されておらず、JVNでは対象となる「Androidブラウザ」の使用を中止するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2016/08/05 )
ツイート
PR
関連記事
「SharePoint Server」の脆弱性悪用に要警戒 - 米当局が注意喚起
WPプラグイン「Network Summary」に深刻な脆弱性 - パッチ未提供
エレコム製無線LANルータ2機種に複数の脆弱性
エレコム製の複数無線LANルータに3件の脆弱性
「Apache Tomcat」にアップデート - 「同8.5」系は最後の更新
「macOS」にセキュリティアップデート - 脆弱性を修正
日立製ディスクアレイシステム「Hitachi VSP」に平文PWをログ保存する脆弱性
Apple、「iOS」「iPadOS」のアップデートで脆弱性1件を修正
「Firefox 124.0.1」が公開、深刻な脆弱性2件を解消
JVNで6製品の使用中止を呼びかけ - 脆弱性見つかるも開発者と連絡不能