Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「ASN1C」で生成したソースコードに脆弱性

Objective Systemsの「ASN1C」で生成したソースコードにバッファオーバーフローの脆弱性が含まれていることが判明した。セキュリティ機関が注意を呼びかけている。

「同7.0.1.x」および以前のバージョンで作成した「C」「C++」のソースコードにヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性が含まれていることが判明したもの。

セキュリティ機関では、生成したソースコードを確認して脆弱性を修正するよう注意を喚起している。また「ASN1C 7.0.1.x」向けにホットフィクスがリリースされているほか、提供時期は未定だが「同7.0.2」にて修正される予定だという。

(Security NEXT - 2016/07/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性4件を解消
「WebAssembly」のランタイム「Wasmi」に脆弱性
「GarageBand」にセキュリティアップデート - 脆弱性1件を修正
「JSONata」にプロトライプ汚染の脆弱性 - アップデートにて修正
「WordPress」向けのマルウェア対策やWAFプラグインに脆弱性 - 公開中止に
Cisco、「IOS XR」に関するセキュリティアドバイザリ7件を公開
「Apache Tomcat」に脆弱性、2月の更新で修正済み - 「同8.5」系統は3月末にEOL
Palo Altoの「PAN-OS」や「GlobalProtect App」に脆弱性
バックアップ製品「Arcserve UDP」に脆弱性 - 影響大きくPoCも公開
ファイル転送製品「FileCatalyst」に深刻な脆弱性 - 2023年8月の更新で修正