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「指さし確認」しないとメールを送信できない誤送信対策ソフト

KDDI研究所は、メール送信時に宛先や件名、添付ファイルの確認を促し、誤送信を防止する法人向けソフトウェア「Nazori Mail Checker」を7月1日より提供開始する。

同製品は、Microsoft Outlookにおいて、画面上の重要項目を「指さし確認」のようにマウスでなぞらなければ、メール送信を許可しないソフトウェア。有効な「なぞり操作」であるか確認できるよう、「位置」「速度」などのしきい値を設定することが可能。

宛先をなぞることで、平仮名や会社名に変換して表示するほか、操作履歴を保存することが可能。また同ソフトをインストールした端末間で、相互チェックを行える「第三者確認機能」を備えている。

(Security NEXT - 2016/06/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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