Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

DMM.com証券の複数アプリに脆弱性 - アップデートで修正

DMM.com証券がAndroid向けに提供している複数のアプリに、中間者攻撃を受けるおそれがある脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同社が提供するアプリ「DMMFX Trade」「DMMFX DEMO Trade」「外為ジャパン FX Trade」に、SSLサーバ証明書を正しく検証しない脆弱性「CVE-2016-4818」が存在するという。マンインザミドル攻撃(MITM攻撃)により、通信内容が盗聴されるおそれがある。

同脆弱性は、リスクファインダーの谷口岳氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。「DMMFX Trade」「DMMFX DEMO Trade」に関しては「同バージョン1.5.1」で脆弱性を解消。「外為ジャパンFX Trade」では「同バージョン1.4.1」で修正した。

(Security NEXT - 2016/05/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Microsoft Edge」にアップデート - 「Chromium」の脆弱性修正を反映
Windows環境下の複数開発言語に脆弱性「BatBadBut」が判明
「PHP」に複数の脆弱性 - セキュリティアップデートで修正
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性4件を解消
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「XenServer」「Citrix Hypervisor」に脆弱性 - 情報流出やDoS攻撃のおそれ
「PAN-OS」に対するゼロデイ攻撃、国内被害は未確認
「PAN-OS」を狙う「Operation MidnightEclipse」 - 3月下旬より展開
Palo Alto Networksの「PAN-OS」にゼロデイ脆弱性 - パッチを準備中
Fortinet、アドバイザリ13件を公開 - 複数製品の脆弱性を修正