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国内のソフトウェア不正コピー率は18% - 前回より1ポイント改善

2015年に国内で不正にコピーされたソフトウェアが利用されたケースは18%だった。2013年の前回調査より1ポイント改善したという。

BSA|The Software Allianceが実施した国際調査を実施したもの。2015年における日本国内のパソコン利用者によるソフトウェアの不正コピー率は18%。2013年の前回調査から1ポイント低下した。国内で法人向けパソコン市場の縮小傾向が大きく、不正ソフトウェアの比率が低下したと分析している。

ワールドワイドで見ると、インストールされたソフトウェアの39%が不正にコピーされたものだった。前回調査の43%より改善している。

地域別では「アジア太平洋」が61%で最も不正コピー率が高い。次に高かったのは「中央、東ヨーロッパ」で58%、「中東、アフリカ」で57%と続く。北米の不正コピー率は17%と、依然として最も低かったが、不正ソフトウェアによる被害総額は100億ドルに達している。

(Security NEXT - 2016/05/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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