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米Druva、日本で本格展開を開始 - 監査証跡も残すデータ管理ソリューション

 米Druvaは、日本法人を設立し、パブリッククラウドを利用したデータ管理ソリューションの国内向け展開を本格化させる。

同社は、これまでも代理店を通じて国内向けにサービスを展開してきたが、日本法人をあらたに設立。サービス展開を強化する。

同社サービスは、「アマゾンウェブサービス(AWS)」や「Microsoft Azure」を利用したデータの管理ソリューション。データを集約し、バックアップや改ざん不可能な監査証跡を確保。データの検索のほか、ユーザや管理者のデータ操作を時系列に閲覧できるという。

ラインナップとしては、エンドポイント向けソリューション「inSync」とサーバ向けソリューション「Phoenix」を用意。「inSync」では、「Windows」「Mac OS X」「Linux」「Android」「iOS」のデータに対応。日本市場への投入にあわせ、日本において利用が多い「Office 365」「Google Apps」「Box」におけるデータ保護にオプションで対応した。

また「Phoenix」では、物理環境と仮想環境のサーバをバックアップ、アーカイブすることが可能。今回追加したディザスタリカバリ機能により、継続的にVMware環境をバックアップし、災害発生時はAWS EC2 AMIに自動変換し、復旧できるという。

(Security NEXT - 2016/04/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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