Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

携帯電話ののぞき見、約5人にひとりが経験 - 女性は3割以上に

約5人にひとりが他人の携帯電話を無断で見たことがあることがわかった。のぞき見をしていた約6人にひとりは、実際にSNSで浮気を発見していたという。

マクロミルが、同社のモニター会員である20代から50代の男女を対象に、携帯電話やSNSの利用動向について調査を実施し、結果を取りまとめたもの。有効回答数は500件。

同調査によれば、家族や恋人、友人などの携帯電話を無断で見たことがあるか尋ねたところ、22.6%が経験があると回答。男女別に見ると男性は13.6%、女性は31.6%にのぼる。また携帯電話を無断で見たことのある113人のうち、18%がSNSを通じて浮気を発見したことがあったという。

SNSを利用するにあたり、セキュリティや情報流出に関する不安があるか聞いたところ、54.8%が「不安がある」と答えた。若い世代ほど不安を感じる割合が高く、10代では67.7%、20代では59%にのぼる。

多くの利用者が不安を感じる一方、対策は進んでいない。情報流出を防ぐために「何もしていない」利用者が37.5%を占め、40代から50代は5割近い。対策としては「パスワードをかける」が56.8%で最多。「データをこまめに消去」が13.8%、「パスワードを定期的に変更する」が8.7%と続いた。

(Security NEXT - 2016/02/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

先週注目された記事(2024年3月10日〜2024年3月16日)
2023年の不正アクセス認知件数、前年比2.9倍に急増
上半期の不正アクセスによる検挙は188件 - 前年同期比19.3%減
不正アクセスの認知件数が前年比約45%増 - 検挙者は9.4%増加
顔認証によるショルダーハッキング対策製品、マスク着用に対応
2021年上半期のサイバー犯罪検挙は5345件 - 高水準で推移
新幹線オフィスの実証実験、画面覗き見対策や会話の保護も
不正アクセス禁止法違反による年間検挙は816件 - 前年比1.4倍
ラック、顔認識でショルダーハッキングを防止するソフト
不正アクセスの検挙564件、目立つ脆弱PW狙い - ウイルス罪は68件