Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

システム障害の疑義が寄せられた時の対応は? - IPA教訓集

外部からシステム障害の疑義が寄せられた時、どのような対応を取るべきか。情報処理推進機構(IPA)が、具体的な事例を挙げて対応のヒントを解説している。

IPAでは同機構が情報処理システムの障害事例や対策手法を体系化し、信頼できるシステムの構築に役立つ情報を取りまとめ、「情報処理システム高信頼化教訓集」として公開しており、今回「ガバナンス、マネジメント領域」に「システム動作の疑義問合せがあった場合の対応に関する教訓」を追加したもの。

コールセンターにおいてシステム障害の疑いについて指摘があったにもかかわらず、障害を認識できなかった事例を紹介。原因や対策などを解説するとともに、自社システムに問題が発生していることを前提に対処するようアドバイスしている。

また「技術領域」に、「パッケージ製品の機能カスタマイズに関する教訓」や「RDBMSのクエリ最適化機能に関する教訓」といったコンテンツを追加している。

(Security NEXT - 2016/02/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

サーバがランサム被害、UTMの設定不備を突かれる - CRESS TECH
ランサム被害、本番環境への影響がないことを確認 - フュートレック
特別支援学校で生徒の個人情報含む書類が所在不明 - 埼玉県
先週注目された記事(2024年3月31日〜2024年4月6日)
個情委、人事労務サービスのMKシステムに行政指導 - 報告は3000件超
システム障害で製品供給に影響、サイバー攻撃に起因か - HOYA
ランサム被害で情報流出のおそれ、調査を継続 - フュートレック
障害者の個人情報含むファイルを事業者に誤送信 - 横須賀市
小学校サイト掲載の学級通信に要配慮個人情報 - 豊田市
クラウドサービスに不正アクセス、データが削除される - PCIソリューションズ