Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

偽三井住友銀からのSMSに注意 - PW失効と偽って詐欺サイトへ

携帯電話やスマートフォンのSMS(ショートメッセージサービス)を用いて、三井住友銀行の偽サイトへ誘導するフィッシング攻撃が確認されている。

20160122_ap_001.jpg
SMSを用いたフィッシング(画像:フィッシング対策協議会)

注意喚起を行ったフィッシング対策協議会によれば、今回確認されたフィッシングは、オンラインバンキングのパスワードが「翌日に失効する」といった内容のSMSを送り付け、記載したリンクからフィッシングサイトへ誘導する手口。アカウント情報や口座番号、暗証番号などが詐取されるおそれがある。

1月22日の時点でフィッシングサイトの停止が確認されているが、SMSを用いた手口は、これまでほかの金融機関でも確認されており、今後も類似の攻撃に注意する必要がある。

(Security NEXT - 2016/01/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

2024年1Qのセキュ相談、「サポート詐欺」「不正ログイン」が過去最多
セキュリティ相談、前四半期比46.9%増 - 「偽警告」が倍増
NTTドコモ、スミッシング攻撃の踏み台端末に注意喚起 - 7月上旬から
米CISA、ランサム「ALPHV」に注意喚起 - 「ノーウェアランサム」の手口も
「三菱UFJ銀行」を装うSMSに注意 - 偽サイトに誘導
3Qのセキュ相談、前四半期比約27%減 - 「不正ログイン」は過去最多
ネットバンク不正送金被害、上半期だけで前年の約2倍に
2Qのセキュ相談、前四半期比約12%増 - 「偽警告」過去最多
「ChatGPT」人気に便乗、悪意ある「Androidアプリ」に警戒を
「水道料金滞納」「給水停止」と不安煽る水道局装うSMS