Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

機密情報入りファイルを自動暗号化するソリューション

デジタルアーツ、三菱スペース・ソフトウエア、東芝情報システムは、個人情報や機密情報を自動的に暗号化するソリューションを提供開始した。

今回提供を開始した「Secure Protection」は、三菱スペース・ソフトウエアの個人情報ファイル検出ツール「すみずみ君」と、デジタルアーツのIRMソリューション「FinalCode」を連携させたソリューション。東芝情報システムを通じて販売する。

あらかじめ探索条件と閲覧条件を設定すると、従業員のパソコンを定期的に探索して機密情報や個人情報を含むファイルを検出し、閲覧制限を追加して自動的に暗号化。探索条件はマイナンバー含む個人情報のほか、キーワードも設定できる。

ファイルの定期的な探索と暗号化機能が行える「スタンダードエディション」にくわえ、上位版である「アドバンスエディション」を用意。暗号化ファイルの追跡機能と、ファイル流出時に消去できる。

20160125_da_001.jpg
利用の流れ(画像:デジタルアーツ)

(Security NEXT - 2016/01/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

警察庁が開発した「Lockbit」復旧ツール、複数被害で回復に成功
ランサムウェア「Conti」亜種に対応した復号ツールを公開 - カスペ
米政府、ランサムウェア「ESXiArgs」の復旧ツール - 十分理解して使用を
企業向けに「セキュアID SIM」を提供 - 日本通信
セキュア開発が学べる無料オンラインコンテンツ - Linux Foundation
パスロジ、ファイル送受信用の暗号化サービス - 個人は無料
「MIRACLE ZBX」に新版、セキュリティ面を強化
ランサムウェア「Yanluowang」の復号ツールを提供 - カスペルスキー
NICT、プライバシー保護連合学習技術をイエラエに技術移転
復号化せずに「SSL/TLS」を用いたDDoS攻撃を防御 - Radware