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ソフトの不正コピー、ワースト業界は「販売、流通」

企業におけるソフトウェアの不正コピーに関する報奨金制度で、「販売、流通」における報告数が最多だった。次いで「ソフトウェア開発(14.6%)」が多かったという。

BSA|The Software Allianceでは、不正コピーに関する情報提供者に報奨金を支払う制度を9月14日から12月31日まで実施しており、10月18日までの5週間分について報告状況を取りまとめたもの。

業種別に見ると、「販売、流通」が17.1%で最多。「ソフトウェア開発(14.6%)」「製造(13.4%)」なども目立つ。さらに「サービス(7.3%)」「学校、教育(4.9%)」が続いた。「販売、流通」と「製造」は2013年の調査でも上位に入ったという。

また都道府県別に見ると、「東京都」が31.9%、次いで「大阪府(16.7%)」「愛知県(5.6%)」と企業が集中している都市圏が上位。これらに「茨城県(4.2%)」「広島県(4.2%)」が続いた。上位5都府県で全体の62.5%を占めている。

(Security NEXT - 2015/10/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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