Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

6月は不正サイト検知数が微増 - 大きな変化見られず

BBソフトサービスは、6月に同社が検知した不正サイトの状況を取りまとめた。

6月の不正サイト検知数は87万2384件で、前月の86万8480件から0.4%とわずかながら増加した。

種類別では「ワンクリック・不正請求詐欺サイト」が全体の74%を占め、「フィッシング詐欺サイト」が21.2%と続く。詐欺関連サイトで95%と大半を占める傾向に大きな変化は見られなかった。

そのほか「偽セキュリティ対策ソフト配布サイト」が3.3%、「脆弱性悪用サイト」が1.3%、「マルウェア感染サイト」は0.1%だった。前月から割合の増減はあるが、わずかな変化にとどまる。

また6月のあらたな攻撃として、熱狂的なファンを狙い、未発表の製品を提供するなどと騙すアクセサリーの予約販売を装った詐欺サイトが確認されたという。

(Security NEXT - 2015/07/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

女性向け人気衣料ブランドの偽通販サイトに注意 - SNS広告から誘導
「ASCII」サイトで外部誘導、不正広告に起因 - 角川アスキー総研
自組織サイト内に詐欺ページが設置されていないか確認を - 警察庁が注意喚起
1Qのインシデント件数はほぼ横ばい - 「スキャン」が増加
総務省名乗り住民税の督促などと金銭だまし取る詐欺SMSに注意
9月のフィッシングサイト、銀行関連が急増 - クレカ系は割合減
フィッシングサイトの8割強がクレカブランドを標的に
ヤマト運輸を装うメールやなりすましサイトに注意を
スマホ向けにトラブル補償付きセキュリティパック - ソフトバンク
フィッシング検知、年末年始や年度替わりに増加傾向