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マルウェア感染が判明、電子カルテには影響なし - 香川大付属病院

香川大学医学部付属病院のパソコン1台が、マルウェアに感染していたことがわかった。情報の外部流出は確認されていないという。

同院の発表によれば、6月11日に警察から情報提供があり、パソコン1台がマルウェアに感染していることが発覚したもの。

保有する個人情報の外部流出は、現時点では確認されていない。また、同院の電子カルテシステムは感染端末とは別のネットワークで運用しており、感染のおそれはないという。

同院では、情報流出を口実に電話やメールで個人情報を聞き出したり、金銭の振込みを指示するなどの詐欺行為に対し、十分警戒するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2015/06/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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