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詐欺サイトへ誘導する広告を多数検知 - BBSS

2月にアドネットワークを通じて詐欺サイトへ誘導する不正な広告が多数配信されていたことがわかった。

BBソフトサービスが、2月に同社サービスで検知した不正サイトの状況を取りまとめたもの。

同社によれば、アドネットワーク経由で配信された詐欺サイトへ誘導する不正な広告を多数検知したことから、1月に検知した40万7000件の89.9%増となる77万3021件を検知したという。

内訳を見ると、「ワンクリック、不当請求詐欺サイト」が前回から3ポイント減となったものの、86.5%を占めた。「フィッシング詐欺サイト」も2.7ポイント増となる11.6%と1割を突破。偽ソフトの配布サイトが1.1%で続く、マルウェア感染サイトは0.03%と0.1%に満たない状態だった。

(Security NEXT - 2015/03/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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