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「FREAK」などOS Xの脆弱性5件を修正 - Apple

Appleは、OS X向けに複数の脆弱性を修正する「Security Update 2015-002」を公開した。

今回のアップデートは、5件の脆弱性を解消するもので、「OS X Yosemite 10.10.2」「OS X Mavericks 10.9.5」「OS X Mountain Lion 10.8.5」向けに提供する。

SSL/TLSにより通信を行う際に、下位互換の脆弱な暗号により通信を行う通称「FREAK」と呼ばれる脆弱性「CVE-2015-1067」を解消。カーネルや「iCloud Keychain」などあわせて5件の脆弱性に対応した。

(Security NEXT - 2015/03/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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