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Apple、「iOS 8.2」を公開 - 「FREAK」に対応

Appleは、「iPhone」や「iPad」など同社スマートデバイス向けに最新OSとなる「iOS 8.2」を公開した。脆弱な暗号化通信が行われる脆弱性「FREAK」に対応している。

今回公開した「iOS 8.2」は、「iPhone 4s」や「iPad 2」「第五世代iPod touch」以降を対象としたアップデート。SSL/TLSに見つかった下位互換により危殆化した暗号を用いて通信し、通称「FREAK」として知られる脆弱性「CVE-2015-1067」を解消した。

また「iCloud Keychain」「Springboard」「MobileStorageMounter」などに存在する脆弱性など、あわせて6件の脆弱性に対応している。

(Security NEXT - 2015/03/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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