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東芝の委託先従業員が原発関連書類を電車内で紛失

東芝は3月12日、原子力関連業務の委託先である関係会社の従業員が、原発情報を含む書類を3月8日に電車内で紛失したことを明らかにした。

移動中の電車内で、書類を鞄ごと紛失したもので、書類には、日本原子力発電から受託していた敦賀原発1号機の工事に関連する情報が記載されていた。核物質防護や原子力発電所の保安に関する機密情報、および顧客情報は含まれていないという。

紛失判明後、鉄道会社へ届け出るとともに、翌日には警察へも紛失届を提出した。同社では、紛失による被害を受けた取引先に対し説明と謝罪をしている。

同社では、2月に同社内で発生した原子力発電所に関する情報の盗難事件を受け、9日に報告書を提出し、原子力安全・保安院が管理の徹底を求めたばかりだった。

(Security NEXT - 2007/03/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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