Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

政府、アクセス制御技術の開発情報を募集

総務省、経済産業省、警察庁の3省庁は、「不正アクセス禁止法」の規定に基づき、アクセス制御機能に関する技術の研究開発情報の募集を開始した。

不正アクセス禁止法では、不正アクセス行為の発生状況とともに、アクセス制御機能に関する研究開発状況の公表を規定しており、毎年情報を募集している。

募集対象となっているアクセス制御技術は、「侵入検知、防御技術」「脆弱性対策技術」「高度認証技術」「インシデント分析技術」「不正プログラム対策技術」「そのほかアクセス制御機能に関する技術」の6分野。

すでに実用化されているものか、実用可能なものに限定される。開発途中の技術や物理的なセキュリティ技術、3省庁の予算で開発された技術は含まれない。

郵送や電子メールで受付、応募期限は1月30日17時必着。3省庁では応募された情報について取りまとめ、2011年3月をめどに公表する予定。

(Security NEXT - 2014/12/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

個情委、人事労務サービスのMKシステムに行政指導 - 報告は3000件超
先週注目された記事(2024年3月3日〜2024年3月9日)
約596万人分の個人情報持出、NTTドコモらに行政指導 - 個情委
アクセス制御機能の研究開発情報を募集開始 - 政府
よく見られるセキュリティ構成ミスは? - 米当局がランキング
長期休暇に向けてセキュリティ状況の確認を
トヨタに行政指導、委託先子会社が個人データ管理のクラウドを誤設定
政府セキュリティ統一基準が改定 - 委託先が担保すべき対策を明確化
アプリの4.5%に「緊急」とされる脆弱性 - Synopsys調査
政府、年末年始のセキュリティ対策で注意喚起