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IIJ、マルウェア解析ソリューションを提供 - 標的型攻撃などの需要に対応

インターネットイニシアティブ(IIJ)は、マルウェアを検知、解析する「IIJマルウェア解析ソリューション」を提供開始した。

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サービスの流れ(図;IIJ)

同ソリューションは、サンドボックスタイプのセキュリティ対策製品や標的型攻撃対策製品で検知したマルウェアの検体を専門のアナリストが調査、解析し、危険度や感染状況、修復方法などをレポートするサービス。提供にあたってはセキュアブレインからツールの提供など協力を受ける。

サービスメニューとして検体の危険度を判定する「初期判定」、検体の危険度と概要を提供する「簡易解析」、検体の詳細な実行内容や感染した端末の修復方法を案内する「詳細解析」と3段階のサービスメニューを用意し、月額サービスとして展開する。

初期判定の報告は、検体提供から半日以内を目標に提供。「初期判定」の場合、20検体あたり12万円から。また「詳細解析」は、1検体に対して1回あたり120万円から。

(Security NEXT - 2014/11/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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