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法人向け「ウイルスバスター」に新版 - 改ざんサイト対策やデータ持出対策を追加

トレンドマイクロは、法人向けセキュリティ対策ソフト「ウイルスバスター Corp.11」を10月14日より販売開始する。

新版では、ウェブサイトに埋め込まれた不正なJavaアプレットやJavaScriptの実行を防止する機能を搭載。マルウェアが接続するコマンド&コントロールサーバへの接続をブロックする機能も追加した。

またスマートフォン、タブレット端末、デジタルカメラからのデータ転送プロトコルである「MTP」や「PTP」の制御機能を追加。パソコン内に保存されているWordやExcel文書をスキャンし、個人情報や機密情報を含むファイルを検出する機能も搭載するなど、情報漏洩対策の機能を強化した。

価格は、1000ライセンス購入の場合、1ライセンスあたり3218円。管理ツールの新版「Trend Micro Control Manager 6.0 SP1」も同時にリリースした。

同社では、今後1年間に200億円の売上げを目指して同製品を展開していく。

(Security NEXT - 2014/10/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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