Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

マドリッドのカフェで個人情報入りHDDが置き引き被害 - 大阪市立大

大阪市立大学の教員が、出張先のスペインで鞄の盗難に遭い、学生のべ277人分の個人情報を保存したハードディスクを盗まれたことがわかった。

盗難が発生したのは、工学研究科の講師が立ち寄ったマドリードのカフェ。現地時間の9月20日22時30分ごろに入り、15分ほど経ったところで足元へ置いていた鞄がなくなっていることに気付いたという。現地警察への届出を行ったが見つかっていない。

鞄にはノートPCやハードディスク、カメラ、パスポートなどが入っていたが、そのうちハードディスクには、同教員が2013年から2014年に担当した8講義を受講した学生のべ277人の氏名や学籍番号、成績、レポート提出状況などを含むエクセルファイルが保存されていた。また、過去4年間に送受信したメールも含む。エクセルファイルには、パスワードが設定されているという。

同大学では、9月30日に同教員より個人情報の紛失について報告を受けた。対象となる学生や関係者には、説明と謝罪を進めている。

(Security NEXT - 2014/10/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

個人情報含む手帳や職員の証票を紛失 - 都児童相談所
駅ホームで書類を落として飛散、一部未回収 - 北海道
作業員や職員の個人情報含む書類を紛失 - 橿原考古学研究所
たばこ関連の一部行政文書が所在不明、誤廃棄の可能性 - 財務省
海外出張先で個人情報含むPCが盗難被害 - 東京都立大
マイナカード申請予約システムに不具合、予約者情報を誤送信 - 堺市
2店舗で睡眠預金の関連帳票を紛失 - 旭川信金
企業誘致の交渉情報含む書類を一時紛失、トイレに置き忘れ - 新潟県
取引先から預かった個人情報含むHDDを紛失 - ブロードリーフ
2店舗で本人確認資料などを紛失 - 佐原信金