Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2014年2Qのクレカ番号盗用被害、15.1億円 - 国内6割

日本クレジット協会は、2014年第2四半期に発生したクレジットカードの不正使用による被害額を取りまとめた。

同協会では、偽造カードによる被害額と、不正に取得したカード情報の悪用による番号盗用被害額、およびその他不正使用被害額を合計し、「クレジットカード不正使用被害額」として算出。

同四半期の不正使用被害額は26億8000万円で、前四半期の24億3000万円から増加した。調査対象のカード会社が前期より4社増えて45社となったことも一部影響したと見られる。

内訳を見ると、番号盗用被害額が15億1000万円で全体の56.3%と過半数を占めており、前四半期の14億1000万円を上回った。60.3%にあたる9.1億円が国内で発生。のこる6億円の被害は海外で発生した。また偽造カードによる被害額も、3億9000万円から4億9000万円へと増加した。

(Security NEXT - 2014/09/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

募金サイトで他人クレカ番号による少額寄付 - 利用できるか確認か
2023年のクレカ不正利用被害、前年比23.9%増 - 3年間で2倍以上に
2023年4Qのクレカ被害、前四半期から微減となるも高水準
福井県の味噌蔵通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出のおそれ
先週注目された記事(2024年3月17日〜2024年3月23日)
「電気料金未払い」と不安煽りクレカ情報だまし取るフィッシング
「クレジットカード・セキュリティガイドライン5.0版」が公開
学生服通販サイトの旧サイトに不正アクセス - クレカ情報流出の可能性
なかほら牧場の通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
JR西日本の会員サービスを装うフィッシング攻撃に注意