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ベネッセの委託先元従業員が起訴 - ベネッセ「進展見守っている」

ベネッセコーポレーションにおいて、グループ会社の業務委託先でシステムエンジニアをしていた元従業員が顧客情報を不正に持ち出し、名簿業者へ売却していた問題で、東京地検立川支部は同従業員を不正競争防止法違反で起訴した。

今回の起訴を受けて、親会社であるベネッセホールディングスは、「現在も捜査への全面協力を継続しており、引き続き進展を見守っている状況」と説明。

「7月に設置した事故調査委員会による調査を進めており、原因の究明と徹底した再発防止を行っていきたい」とコメントした。

(Security NEXT - 2014/08/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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