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リコールDMの顧客データで編集ミス、宛名異なるまま送付 - 三洋電機

三洋電機は、電気衣類乾燥機のリコール対応のため顧客に送付したダイレクトメール4157件について、データ加工時の人為ミスにより宛名と住所が不一致の状態で郵送されたことを明らかにした。

同社ではリコールの対象となった電気衣類乾燥機について、点検および修理促進のため、販売店であるヤマダ電機の顧客情報をもとに、6月17日から19日にかけて「三洋電機製電気衣類乾燥機リコール社告のお知らせ」のダイレクトメールを発送。

しかし、その後同月23日になってヤマダ電機から問題の指摘があり、確認したところ、4157件について宛名と住所が一致しない状態で送付していたことが判明したという。顧客データの加工時に編集操作を誤ったことが原因だった。

30日の時点で、3556件が宛先不明で返送されており、同社では返送された顧客にはダイレクトメールを再送した。異なる名前で届いた顧客には経緯を説明して謝罪している。

(Security NEXT - 2014/07/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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