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富士通の「諜報活動検知技術」を活用した感染端末遮断製品 - PFU

PFUは、未知のマルウェアによる標的型攻撃の活動を検知し、感染端末をネットワークから自動的に遮断するアプライアンス製品「iNetSec Intra Wall」を10月より発売する。

同製品は、マルウェアの感染拡大で特徴的に見られる端末間の通信を検知する富士通研究所の「感染拡大検知技術」と、マルウェアによる通常と異なる不正な端末間通信を検知する富士通の「諜報活動検知技術」を活用したマルウェア対策製品。

マルウェアの検知や感染端末の遮断を行うアプライアンスと、監視するセグメントのスイッチに接続する「センサー」、センサーを統合管理するソフトである「マネージャー」によって構成されている。

ネットワーク内の通信を監視し、端末間の通信の振る舞いからマルウェアの活動をリアルタイムに検知、管理者や利用者に通知する。また、マルウェア感染端末を自動的にネットワークから遮断して拡散を防ぐ。ポリシーなどで禁止しているアプリケーションの利用を検知し、端末をネットワークから遮断することも可能。

(Security NEXT - 2014/06/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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