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1月の不正サイト総検知数は前月比8.7%増加 - BBSSレポート

BBソフトサービスは、1月に同社のセキュリティ対策ソフト「Internet SagiWall」で検知した不正サイトの状況を取りまとめた。

レポートによれば、1月の不正サイト総検知数は67万7141件で、前月の62万3029件から8.7%の増加となった。12月は「偽セキュリティ対策ソフト配布サイト」の減少により総検知数が後退したが、1月は再び上昇。同社はその原因として、「ワンクリック、不正請求詐欺サイト」の検知数増加を挙げている。

不正サイトを種類別に見ると、「ワンクリック、不正請求詐欺サイト」が98.4%と大多数を占める。前月比では0.1ポイント上昇した。また「フィッシング詐欺サイト」が1%、「偽セキュリティ対策ソフト配布サイト」が0.4%、「脆弱性悪用サイト」が0.2%、「マルウェア感染サイト」は0%だった。前月から目立った変化は見られなかった。

(Security NEXT - 2014/02/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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