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東京電力、委託検針員が顧客情報入り携帯端末を紛失

東京電力は、東京支店渋谷支社の委託検針員が、顧客情報487件が記録された携帯端末を紛失したと発表した。

紛失したのは検針用の携帯端末で、8月2日に検針済みの顧客と翌3日に検針予定の顧客、計487名分の氏名、住所、顧客番号などが記録されていた。検針業務終了後、自宅の駐輪場に鞄ごと置き忘れたところ、翌日紛失していることに気付いた。同端末には、データ保護のためのセキュリティ措置が講じられているという。

紛失届を提出するとともに周辺を捜索したが、まだ見つかっていない。同社では、該当する顧客に対し個別に説明と報告をする。また、今後は顧客情報の厳重管理を改めて徹底するとしている。

(Security NEXT - 2006/08/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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