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HDD全体を暗号化する「CompuSec」に中大規模企業向けラインナップ

キヤノンITソリューションズは、パソコンのハードディスク全体を暗号化できるソフトウェア「CompuSec」シリーズのラインアップと価格体系を見直し、中規模、大規模法人向けとなる「Standard Edition」を追加した。

同製品は、クライアントパソコンのハードディスクを256ビットのAES方式により暗号化するソフトウェア。ハードディスク全体を暗号化し、利用する場合はOSの起動前に認証を行う。

今回のラインアップ変更により、従来製品である中小規模法人向けライセンス製品「CompuSec Basic Edition」と、コンシューマー向けの「CompuSec SW」にくわえて、中規模、大規模法人向けライセンス製品「CompuSec Standard Edition」をあらたに追加した。

同エディションはクライアント暗号化ソフト「CompuSec SW」と管理ツール「GlobalAdmin Lite」をセットにしたもので、クライアントの一元管理が可能。価格は、5から19ライセンスの場合1ライセンスあたり1万3125円。管理ツールは21万円。

「CompuSec Basic Edition」については、今回の価格変更でライセンス数に応じた価格体系となった。5から19ライセンスの場合、1ライセンスあたり8400円。また「CompuSec SW」の価格はパッケージ版が1万3440円。ダウンロード版1万290円。

(Security NEXT - 2013/09/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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