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手形や小切手の画像データを記録したメディアを紛失 - 中京銀

中京銀行において、顧客から預かった手形や小切手の画像データを記録していた光ディスクと8ミリテープが所在不明になっていることがわかった。

同行が6月に全店で電子媒体を整理したところ、南陽町支店で手形や小切手の画像データを記録したMO1枚の紛失が判明したという。

これを受け同様のデータを記録した電子媒体の保管状況を全店で調査したところ、尾張旭支店で8ミリテープ1本が所在がわからなくなっていることが明らかになった。

紛失した媒体には、顧客から預かった手形や小切手、地方税納付書の画像データが記録されており、MOには2004年9月16日から2005年2月21日までの2500枚分、8ミリテープには2009年5月27日から同年6月17日までの180枚分のデータが収録されていた。それぞれ氏名や住所などの個人情報が含まれる。

同行では、いずれも誤って廃棄した可能性が高いとしており、データの流出や不正利用なども確認されていないと説明している。

(Security NEXT - 2013/07/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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