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メルマガ送信時に誤ってCC利用、メルアド流出 - 大阪市委託先

大阪市の女性向け就業支援事業である「大阪市しごと情報ひろばマザーズ」において、利用者80人分のメールアドレスが流出した。

同事業の委託先において、5月23日にメールマガジンの誤送信があり、メールアドレスが漏洩したもの。同事業者では、会員登録している1258件のメールアドレスに対してメールマガジンを送信する際、18回に分けて手動で「BCC」を用いて送信しており、そのうち1回を「CC」で送信。80人分、88件のメールアドレスが受信者間で確認できる状態となった。

送信当日、事業者が作業を確認したところ、問題に気が付いたという。事故を受けて、関係者に対し翌24日にメールで事情を説明。誤送信したメールの削除を依頼した。

同市では、委託事業者に再発防止策として、メールマガジンの配信時に入力内容を複数人数でチェックすることの徹底や、チェックリストにより管理者が確認するよう指示したという。

(Security NEXT - 2013/06/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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