「ソフトバンクWi-Fiスポット」の設定ソフトに脆弱性
公衆無線LANサービス「ソフトバンクWi-Fiスポット」に接続するためのソフトウェアに脆弱性が含まれていたことがわかった。すでにアップデートが提供されている。
脆弱性情報サイト「JVN」が情報を公開したもので、ソフトバンク・モバイルやウィルコムが提供している「ソフトバンクWi-Fiスポット」の設定用ソフトウェアに脆弱性「CVE-2013-2310」が含まれる。
アクセスポイントへ接続する際に、利用者に許可なくユーザー情報を送信するため、第三者にユーザー情報が取得されるおそれがある。
3G携帯電話やモバイルWi-Fiルータ、AndroidやWindows Mobileを搭載したスマートフォンなど多数機種に影響があり、2012年12月より順次ソフトウェアの更新などで脆弱性の修正が行われている。
今回見つかった脆弱性は、酒井雅志氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。
(Security NEXT - 2013/05/20 )
ツイート
PR
関連記事
Google、ブラウザ最新版「Chrome 123」をリリース - 複数脆弱性を修正
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートが公開
Ivantiの複数製品に深刻な脆弱性 - 早急なパッチ適用を強く推奨
Atlassian、3月の月例アドバイザリを公開 - 脆弱性24件に対応
「Firefox 124」が公開、「クリティカル」含む脆弱性12件を修正
WordPress向け求人プラグインに脆弱性 - リモートよりコード実行のおそれ
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性4件を解消
「WebAssembly」のランタイム「Wasmi」に脆弱性
「GarageBand」にセキュリティアップデート - 脆弱性1件を修正
「JSONata」にプロトライプ汚染の脆弱性 - アップデートにて修正